私はつい最近カキノジン展に行って来ました。去年行きそびれてしまい今年こそは!!と思っていたので行けてよかったです。この日はとても幸せでした(しみじみ)
地図を見ながら探したのですが何故か見つからなく近くのビルのガードマンさんに道を聞き着きました。よく見ないと通り過ぎてしまうところにありました。画廊は昨年の石田黙展の時以来です。画廊、とても良いと思います。画廊欲しいな(しみじみ)
私は大興奮で同じ種類のハンコウ、違う種類のハンコウ、とにかく全種類のハンコウをポポポポポポポポポッ!!!!と押しました。押し過ぎてしまって何度も「…まだ押しても良いですか」と言うと「…良いですよ。押すのは
タダなので(ここを強調しておっしゃってました)」とお返事をいただきました。そして私は押し続けました。
カキノジンさんは石のハンコウ作家さんです。レトロな感じで私はとても好きです。ハンコウにそえてある言葉も、とにかく何もかも好きです。友人のもりはらさんもカキノジンさんのハンコウが好きです。
押している中すぐ後ろの方でワークショップをやっていました。カキノさんは「教室では30人を教えていますが、今回みたいにワンツーマンで教えることはまずないのでこれは貴重な体験ですよ」と女性の方におっしゃっていたので「これはやるしかない!」と思い私も便乗して石のハンコウを作りました。
どうであったか。消しゴムと違って確かに難しかったです。でもやはり楽しい。あの石をガリガリゴリゴリ削ってる時間がとても好きです。この日「私はやっぱり何かを彫るのが好きだ」と再確認した日でもありました。彫りながら色々お話をしました。カキノジンさんは大阪人らしく、私は大阪の人は「何でやでん!わー!」という印象があったのですが、カキノさんはゆっくりしゃべっていて、とてものほほんとしていらっしゃったので「芸術家だ(しみじみ)」と思いました。よくよく思い返すと私は美術の先生で早口の人に出会ったことがありません。皆ゆっくり話してます。雰囲気もどことなく独特で。芸術家憧れます。
猫の声が机の下の方から聞こえたので猫を連れてるのかと思ったらカキノさんは「実はねこの壁にパイプがついてるでしょ。この中に猫が住んでるんですよ」と小声でおっしゃっていたので「そうなんですか!!」と言うと「嘘ですけどね」とおっしゃっていて「えっ!初めて会ったのに何故嘘をつくんですか(笑)?」と思わず言ってしまいました。また音楽に合わせて突然しかも上品に「フフフ〜ン」とハミングをしていたり、ミニアコーディオンを突然どこからか出して弾きながら「とろけるチ〜ズ」と歌っておりました。山口県に行った時にこの曲を知ったみたいです。とても可愛い曲でした。私もああなりたいと思います。良いな、理想の大人像です(しみじみ)
そしてガリガリゴリゴリ彫っていると何と目を彫り過ぎてしまって小さくなってしまいました、顔が下書きと違ってしまい、カキノジンさんから「プププ…顔が違うよ笑」と笑われてしまいました。ぷぷぷと笑いつつもカキノジンさんは私の彫ったハンコウを色々訂正してくれました。そしてカキノジンさんがお洒落に押してくれました。それが下の画像です。やはりプロが押すと違います。裏にはカキノジンさんのサインがあります。

最近手紙を書く事が多く、せっかくのなので「かしこ」スタンプを作ろうと思って作りました。そして最近インドカレーが好きなので、かしこの隣にインド人を書きました。彫り終わった時カキノジンさんから「…一体これは何を書いたの?」と言われたので「インド人です」と答えました。
そして最後に私は就活帰りに寄ったので「就職活動頑張って下さい」とカキノジンさんから素敵なお言葉をいただきました。大袈裟かもしれませんが「生きてて良かった」と思いました。
その後の「ま、でも…」という部分が私はとてもツボでした笑。これは私の心の中に大事にとっておこうと思います。聞いた時とても嬉しくて面白かったです。石のハンコウも楽しいと思いました。
おみくじもあって引いたら何と大吉!やった!そして良いお言葉が書いてあってまさに私が今欲しいと思っていた言葉が書いてあったので、私は悲しいとき、何かあった時このおみくじを見て元気を出そうと思います。引いた後カキノジンさんが「…そのおみくじね、凶も入ってるから」とおっしゃっていてビックリしました。私は帰りの電車の中で我慢してたのですが、それでも口の端が上に上がってしまう程とても楽しかった一日でした。